国際結婚により、これまでダントツ興味のなかった国オーストラリアのメルボルンにやってきて人生ごと座礁中。

こんぬづは、みなさん。

無味無臭なメルボルンにやってきて、人生が五里霧中なパナッタレです。

インド単身在住4年の日々を終え、無事に日本に帰還して落ち着いた人生を歩もうとしていたのですが・・・、おっとどっこい、その後にうっかり出会った現夫の住むオーストラリアのメルボルンに移住することになってしまいました。

やっと2012年7月、配偶者ビザが下りました。早くPRが欲しいです。


番外編としてインド時代の写真をたまにランダムに紹介しています。

ブログを通じた出会いを楽しみにしていますっ。

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----*-----*----- ※インド時代にせっせと書いていたブログもオンライン空間のどこかに放置してあります。また、メルボルンに来た去年にもブログを立ち上げたんですが挫折したあげく、IDもパスワードも忘れてしまったまま放置・・。何が言いたいのかというと、「似た内容、どっかで読んだな。。」と思ったら、それ、たぶん私のインド時代ブログか、挫折したメルボルンブログです・・・・。あしからず~。

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インドに住んでいたとき、たまに日本に一時帰国すると妹などから

くっさーーーーーーっ、インドくさっ!

と必ず言われていた。

早くお風呂入ってきて。
荷物全部、早くあっちの部屋におけば?

とか言われ、

風呂に入ったあとも「まだインド臭い!」と言われ、荷物の何から何までがインド臭がすると言われ、

妹と一緒にスパなどに行くと、裸の私に近寄ってくて、「きみ、全裸でもインド臭いよ?」と言われまでしていた。


私は、「そこまで?大げさじゃん?」と思っていたんだけれど、ある日、インドに戻る日が近づいてきたので荷造りしようと、ひさびさにスーツケースを開けたときに、そこからキョーレツかつ濃厚な「インド臭」が放射されていることを肌身で知った。

もう、日本に戻って3週間経っていたスーツケースである。

それ以来、私もインド臭とやらに一目置くようになった。



インド臭は、インド国土全体の空気にくまなく行き渡っている。

つまり、インドでは空気の基本の臭いがその臭いなのだ、あのキョーレツな。

あの時私は、インドに戻って自分のスーツケースやらをクンクン嗅いでみたけれど、まったくもって無臭であった。

つまり、空気全体が同じ臭いなので、同じ臭いのスーツケースはインドで嗅ぐと無臭なわけである。

あれほど日本で濃厚&独特&比類なき臭気を放っていたスーツケースの臭いが、周囲の空気と同じ臭いなので、無臭に感じると言うことのスゴさに改めて感心したものであった・・・。

それと同時に、鼻の順応性が高すぎることにも感心した。鼻ときたら3分と経たずに慣れてしまうので、その後はそんな臭いであろうと、空気全体に漂っている臭いの場合はそれを「無臭」としてしまうわけだ。

その順応性の高さって、むしろ危険じゃないのか?

そういえば、満員電車などに乗ると、なんとはなしに屁臭いことがあるけれど、あれだって30秒後には忘れてしまう。あれは、30秒経って屁臭さが収まったのではないのかもしれない。

人がたくさん乗ってれば誰かしらが、屁の臭いを補充し続けるだろうからきっと、ずっと屁臭いのかもしれない。鼻が慣れているだけで・・・・・(おお、ジーザス)。



つい最近、ニューデリーの国際空港は、それまでの「11億人の人口を有する国の首都の空港だとはとてもじゃないけれど思えないほど」ショボかった空港に取って代わって、巨大空調システム搭載の超近代的なものに生まれ変わったので、今現在はどの程度か知らないが、

飛行機でデリーに到着し、空港に足を踏み入れた途端、誰でも独特の臭いを感じるのである。

しかし、その後、鼻の野郎のせいですぐに慣れてしまうので、もう分からなくなるのだ。



で、インド臭というのはいったいどういう臭いなのかと言うと・・・・それはきっと文章で表すのは不可能であろう。

それでもあえて、トライしてみると、まずお香。

お香の臭いがかなり混じっていると私は見る。

インド人、朝のプージャ(儀式)を欠かさない家がまだ多い。あの人口密度の濃さで、ほぼ全世帯が一日に一度お香を焚くと、無限に思われる空気もお香臭に染まるものなのだろうか・・・。

インドでは店でもお香を焚くしね。マーケットに朝の開店したばかりの時間に行くと、そこかしこの店でお香を焚いている。

しかし、「お香の臭いなら、インド臭っていい臭いじゃない?」とか思うのは、大大大間違い。

他に、たぶんスパイスや食べ物の臭い、家畜の臭い、家畜たちのあれやこれやの臭い、人間の体臭、排気ガスなどなどが、これでもかというほどにブレンドされている。

それで、いっちょあがり!あの濃厚な臭気が完成するわけであーる。

例えばメルボルンにはインドのグロサリーショップがたくさんある。あそこへ入ってみると、独特の臭気があるでしょ?あれに似たような、もっと濃厚な臭いです。




なぜ突然こんなことを書いているのかと申しますとね、前日、15日ぶりにフグがインドから帰ったら・・・・

くっさーーーーーーーっ!インドくさっ!

空港に迎えにいって、フグが車に入った途端に、嗅ぎ覚えのあるあの臭気がぬぁぁぁぁぁっと来ましたわ。

で、家に帰り荷物を解くと、さらに!

なぜか腕時計とかペンみたいなものまで、嗅いで見るとちゃんとインド臭を放射している。

その後、私たちは小旅行に出かけて、元旦に帰ったんだけれど、帰ってから(つまりフグ帰国後6日目くらい)ふと、フグがインドから買ってきた圧力鍋を嗅いで見たら・・・・・・


まだほのかにインド臭が。 金属だよ?


おそるべし!


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2013.01.04 / Top↑
インドの特徴のひとつとして、

地方の過疎化がまったく進んでいない

というのがある。

そりゃーもう、ぜんっぜん過疎化していないので、田舎へ行っても、もっと田舎へ行っても、閑散とするどころか、ますます活気が溢れていたりする。

まぁ、ある意味、とても健康な社会だと言えよう。国全体をひとつの体にたとえたら、毛細血管の隅々までちゃーんと代謝しているというか。だから人々は、小さいコミュニティの中でいまだにものすごーーーい濃いシガラミに巻きに巻かれて生きているのであり、そのシガラミの濃ゆさは過疎化をも阻むほどなのである。みたいな。

だから、「フグの実家はすっごい田舎町」と聞いても、「閑散としている」とか、「人もまばらで他は野っ原」とか、「さびれている」などと思ったら、それは想像間違い

日本やオーストラリアのような国での意味で、「田舎町」をイメージしてはならんよ、キミタチ。

ちなみに、オーストラリアも都市部はやたらインド人が多いけれど、メルボルンってシドニーと違って、エリート系じゃない(つまり技術系移民じゃない)インド人がすごい多いんです。タクシーの運ちゃんとか、夜中のピザ屋のバイトとかしてる人たちです。

彼らの大半は、想像以上にほんっとーーーーーーに「村」とか田舎町出身です。え?あんなところから・・・的な場所。でも、そこはいくら田舎だからって、やっぱり「閑散」とかしてる場所を想像してはいけない。

だいたいインドの田舎の町は、ワラワラワラワラと無限に湧いてくるかのように人がいて、ヤギやブタや牛も路地裏に溢れてて、サイクルリキシャ(自転車タクシー)やらオートリキシャ(三輪タクシー)がやたらめったらクラクションを鳴らしながらむやみやたらにたくさんいる感じです。とにかく、良くも悪くも賑わっていて、庶民生活満開!


旅行者的観点から言えばですが、だからインドの旅は面白いのです。


さて、で、フグの実家のある町も、かなーーり田舎町です。コルカタ(カルカッタ)からコトコト電車で13時間くらいの町。

その町はネパールとの国境まで60キロくらい、ブータンとの国境までも60キロくらい(といってもここからブータンへは入れないけれど)、バングラディッシュとの国境は25キロくらい。そういう妙な場所。


で、どのくらい田舎なのかと申しますと。

町の交差点の信号が手動なんでございます。


交差点のド真ん中にね、へんな小屋があって、その小屋ん中におっちゃんがいるの。で、そのおっちゃんがなにやら、時々ボタンを押しているわけ。

今時のテレビのリモコンとかエアコンについているボタンみたいな、モダンな感じのボタンを想像しちゃいけませんよ。なんかもっと、レトロな。小学生んときに見たウルトラマンとか太陽戦隊サンバルカンとかで出てきそうな、昭和っぽいボタンです。


でね、おっちゃんがチャイ片手にそのボタンを押して、信号を赤にしたり青にしたりしてるわけ。その小屋もさ、なんか、おっちゃんの友達とかが来て勝手に一緒に座っていたりとか。

だからある意味、いつ赤になるか青になるかは、おっちゃんにかかってるわけですよ。おっちゃん、時間を測って押してるのか、交差点の様子みて判断してるのか、それは定かではないですけれど。

なにしろ田舎のインド人だから、絶対、「おっと青するの忘れてた」とかいって一分とか余計に待たされたりしてそう。それに、赤信号で止まってるスクーターに知人でも発見したら、「へっへっへ。アイツがいる。よし、ちょっと青はおあずけにしてやろう」とかやってそうな気がしません?おっちゃんとその友人のじゃれあいに巻き込まれる人々、みたいな。いや、私の妄想だけど、けっこう信憑性ありだと思ってます。


ほか、もちろん電車の踏み切りの遮断機も手動。それに電車用信号なんて、もっと面白い。昼間は旗でお知らせ。夜になると旗が見えないから、今度はランタンを使う。それは中が空洞になってて窓がついてる箱でね、赤いガラス板がセットなの。

densha.jpg 
↑昼間は人間が旗でお知らせ。
densha2.jpg 
↑夜はこれ。左のランタンの中に火をともし、窓から漏れる光を赤いガラス板に透かす仕組み。昔は日本だってどこだって、こうだったんだろうねぇ。


それにそのくらいの田舎だと、銀行に行ったりしたって、アナタ、もう熱気ムンムンですごいごった返しですよ。みんないまだに、小切手とか持ってきて、キャッシュおろすのもいちいち、手帳持ってきて窓口でやるから・・・・。で、誰も並ばないし、いちいち職員の業務が遅いからそれでいとも簡単に2時間とか待つ。天井には、巨大な扇風機(この世のものとは思えないほどの埃が付着している)がブンブン回ってて。

で、待ってるとだね、一番貧しい系の女性とかがおどおど近づいてきて、なにやら紙渡されたりとか、色とりどりのハプニングに尽きない。なんだと思うこれ?これは、「字書いて」ってこと。

インド、まだまだ識字率低いから(とくに田舎行くと)、字の読み書きできない人がたくさんいる。でもそんな彼らでもコツコツと銀行にお金を貯めるわけ。

で、「今からこんだけ預けるから」みたいにして、お金見せられて、それで紙(つまり預金申請の紙)渡されて、「申請用紙を書いてくれ」っていうの。でね、彼女らも自分の名前だけ書けたりするの。名前のところにはこの名前書いて、って。そのために、自分の名前だけ図柄として覚えてたりするのよね。で、その「今から預金する」という金額が50ルピー(120円くらい)とかだったりする・・・。


でも、インド、今、高度経済成長まっただ中だから、いきなりそういう田舎にも、コツゼンとエアコン完備のピッカピカの今風の銀行が登場したりもする。「隣り合う店の様子に、50年以上の開きがあるよ・・」みたいな光景、いまのインドのそこかしこで見られるんです。


だから、一年半ぶりに里帰りしたフグだけど、その街がその間にどのくらい発展したかは分からない。

高度経済成長の一年半が経ったんだから、ものすごいいろいろ発展したかもしれない。でも、都市部と田舎の開きがまだまだ天と地の差ほどあるインドだから、一年半じゃ何も変わってないかもしれない。どちらも、大いにありえるわけ。

だから私、昨日電話で聞きましたよ。

で、アナタんとこの町、どうよ?発展の具合は?と。


そしたら、まだ交差点は手動、だって。


クックック・・・・(笑)。


フッ、そうか。あいかわらず田舎だな
(↑ドラマ「結婚できない男」の阿部寛の言い方とニヤリ顔で)


と、つい、ほくそ笑んでしまった私です。
 
ついでに、「人口が増えすぎてて、どこも混んですぎ」だって・・・。ますます過疎化しない方向(笑)。

ima.jpg 
↑実家ソファでくつろぐフグ。ポイントはフグの左側に見える日本人形じゃ!前回、二人で行ったときにおみやげとして持っていったんですよ・・・・。


ところで、そう!話がいきなりものすごい変わるけど、わたし、ドラマ「結婚できない男」にゾッコンです。

あのドラマが好きで好きで、好きで好きでたまらない。いつか自由なお金が入ったら、ぜひともDVD全巻買いたい!と決めている。

フグがいないのをいいことにここ1週間、YOUTUBEな日々送っているんですが、現在「結婚できない男」がYOUTUBEで全編見られるようになっていて(しかも一話ごと細かく途切れることなく見れて、CMカットまでされている)、一気に全部見直しました。

もう見るの3度目か4度目なんだけど、見ている間中、ニヤニヤが止まらないくらい、楽しかった。あのドラマ、私のツボに究極にハマるんです。


以前探したときには、断片的にしか見れなかったので、チャンスですよーー。いつまた削除されちゃうかわからないですもんね。

いま、全編見れるようになっているやつは、ローマ字で「けっこん できない おとこ」と打つと出てくるやつで、その中の、なぜかイタリア語字幕がついているやつです。エイキチ・オニヅカさんて人がアップしているやつ。

 
クリスマスに一人の人とか、オススメよ~っ。


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2012.12.21 / Top↑
現在、フグがインドにいるってことで、私も久々にインドを思い出しているここ数日。

私の中では「旅行先としては今でもラブ、インド最高」という位置づけのインドであるが、インド人といざ個人的に付き合うにつれて決まって見えてくるなんともイヤな部分。であるからして、私は実は基本インド人嫌い(一応フグは別)。

矛盾していると言われるでしょうが、インド在住者や、インドくされ縁を持つ者なら誰しもうなずくであろう自分の中の「インド好き、インド人嫌いの共存」。私もその典型的な道筋を辿り中なわけです。

もしくは、全体として、集団としては掴みどころのない「なんらかの魅力・魔力」を持つインドなんですが、中に入り、その全体を構成する個人個人と接すると大変につまらない思いをするインド、という感じもいえるかもね。んー、でもやっぱりうまく言えんな、ここらへんのことは。

まぁそれは置いておいて、

だから、フグが一人でインドに帰るにあたっては、「ああ、ひさびさにインドに行きたいなぁ、あの空気の中に身をおきたいなぁ(旅行者心理)」という思いも湧いているのですが、

やはり、いいです。行きたくないです、「夫の里帰りの付属」としては。

あなたの友達はたとえ親友であろうとも、あなたの恋人ではない。というのと同じでね、「~としてなら大好き」というスタンスは十分ありえる、と思います。
 


私は、好きなようにインド全土を旅行者として駆け抜けまくったインド時代を、秘密の玉手箱にしまいました。たまに独りで開けて懐かしめばいいっすよ。最近のわたしの「現実」のインド(つまり夫がインド人であるという状況に付随するあれやこれや)は、なんだかなぁ・・・ですからねぇ(フグについて「なんだかなぁ」と言っているわけじゃぁごわいませんよ)。



ところで、フグの実家エリア(ベンガル)なんですがね、これまたとてもつまらんのですよ。

インドって広大だから、世界の屋根ヒマラヤエリアやチベット文化圏、マハラジャの王宮がたくさんあるまるでアラビアンナイトの世界のような魅惑の砂漠エリア、ポルトガル風情漂うゴアエリア、バリのような雰囲気のケララなど、いろいろなんです。

そんな中で、やっぱり「たまに夫の帰郷にあわせて帰らなきゃいけない」んであれば、ぜひとも妻としては、旅行的にアドレナリン出る度が高いエリアがよかった。

妻にとっては夫の家族なんて家族ではない。冷たいようだけれど少なくとも、「家族=会うとホっとする、気兼ねなく過ごせる、何があってもバカであっても愚かであっても困っていたら助けてあげたい」みたいなものを意味するのであれば、私のとってフグの家族はそれにはまったく当てはまらない。

夫は「実家に帰る」という一大目的があるからいいだろうけれど、ついていくほうとしては、そんな目的ないし、夫の実家にいたってつまらないだけ、息苦しいだけなので、どうせ行かなければならないのなら、せめて旅行的にも楽しいエリアがいいでしょう?妻も「帰郷」の楽しみが少しは得られるから。

だけどね、フグ実家のエリアは、多種多様千差万別いろんな魅力百花繚乱なインド全土の中でも、私が旅行者の目で見て最も「つまらんな」と思うエリアなんでございます。


それは、インド旅行時代(つまりフグなんかに会うずーっとずーっと前)からそう思っていた。

というのも、そのエリアはあえて言えば、もっとも日本に似ているからなんであります。

そう、日本人にとって「エキゾチックさ」「遠いところまでやってきた感」がもっとも乏しいエリアってこと。

え?どういうエリアかって?

それは、稲作地帯


私の実家周辺もね、けっこう田んぼが広がっているエリアなんだけどね、そっくりよ、そっくり。

日本の田んぼが広がる景色から看板などをマイナスして、その代わりに、ところどころに牛やブタを配置し、頭に薪などを乗せたサリーの女性たちを登場させたら、場所によっては見分けがつかないくらい。

で、稲ができるってことは、気候だって似ているわけですよね。似ているっていったって、相手は年中暑いエリアだけど、稲にとって重要なのはたぶん湿度。フグエリアは日本と同じで、とっても湿潤なエリア。そのことがこれまた、景色や雰囲気や空気感を似通わせる。

真夏の梅雨の晴れ間の、あぜ道に無造作に雑草が生い茂ったようなムンっとした田んぼ地帯を思い出してごらんなさいよそれ、ベンガルの田舎と同じだから。

ショナル・ベンガル(黄金のベンガル)なんていってね、稲穂がゆらめくその豊潤な景色がベンガル人の心の故郷なわけです。

だけど、育った環境が「心の故郷」であることは重々理解するし、私も故郷としての日本の田んぼ風景は好きだけどさ、

ベンガル、日本人の旅先としては、ねみーーーー。
写真撮る気もなかなか起きないという。

ben.jpg 
↑ ほら、例えばこんな。やる気ない写真ですみませんね。カメラは調子悪いわ、つまらないわで、ろくに景色の写真撮らなかったんですよ、フグの実家に行ったとき。


たぶんね、西洋人にとっては逆にエキゾチックなんじゃないかね。彼ら、東南アジアとかの稲作地帯の風景、好きでしょ。うわーーー(遠い場所にやってきたー)って思うんでしょ。


今頃、あの稲作地帯の小川のほとり(フグの家の裏には小川が流れている)で、魚のカレーでも食ってるんであろうな、わが夫。

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2012.12.15 / Top↑
あ!この記事、書こうと思いつつすっかり忘れてた。

インドって一年中、宗教行事ばっかりやってます。

ヒンドゥー教の大きなフェスティバルだけ挙げても、シヴァラートリ、ホーリー、ジャナマストミー、ガネーシャ・チャットゥルティ、ディワーリ、ドゥルガープージャ・・・・とキリがない。地方地方によっても違うし。このほか、イスラム教はイスラム教でラマダーンだのなんだの、忙しい。

さて、そんな中、ヒンドゥー教の儀式で「インドのバレンタインンデー」などと言われちゃってる儀式もあります。

それは、秋の満月の日に行うカルワーチョート(Karwa Chauth)

主に北インドで行われる祭事。

ヒンドゥー教カレンダーは太陰暦(月暦)を使うので、西暦での日にちは毎年ズレます。今年2012年は11月2日でした(もうだいぶ過ぎちゃいましたねー)。

インドって表向きは、結婚前の男女交際はケシカランということになってるので、あくまでも結婚したカップルがやる儀式ですけれどね。


で、カルワチョートでは何やるかっていうと、

妻が夫の健康と長生きを祈って、その日一日をフルーツ断食するの。フルーツくらいなら食べていい断食で夜まで過ごす。

(実際には地域差やこだわり度によって、「フルーツも食べない」とか「太陽が出ている時間帯は水以外は何も口にしない」などなどバラツキがあるんですけどね)

私、何かに没頭すると平気で1日中コーヒーしか飲まなかったまま夜になったりすることが多々あるので、一日フルーツしか食べれなかったくらいで断食と言うな、って気もするのですが、そこは単なる横槍なので置いておいて・・。

で、フルーツ断食しながら夜になったら簡単なプージャ(お祈りの儀式)をしたあと、台所から丸いザルを持ってきて、夫と一緒にザルに透かして満月を拝むってもの。

もしくは、サルに透かしながら夫の顔と満月を拝む。


いきなりなぜ台所のザルなのかは・・・・ちょっと不明。なんなのでしょうねぇ。


「こんなこと言われても台所のザルってのがイマイチ想像がつかないわ、見てみたいんだけど」って人には、このボリウッド映画のダンスシーンでも見てください。

この動画けっこう長いんだけど、必要以上に豪華絢爛な典型的ボリウッド映画のワンシーンなんで、そういう意味でもこの際ぜひ・・・(笑)。

カルワチョートのシーンは3分27秒からちょっとの間です。



ほら、豪華絢爛な雰囲気に似つかわしくない台所で使うザル(この映画の場合、粉ふるいみたいなやつ)が登場するでしょ:笑?

もちろん一般庶民がこんな豪華なことするわけではないですよ。

だいたいは夜になると、おしゃれした妻たち(晴れ着サリーを着て、サリー用アクセサリー一式をジャラっと着ける)が、夫と一緒にみんな家からヌラーっとザル片手に外に出てきて、アハハなんつってザルに透かして満月見てる、みたいなけっこうゆるーい感じでした。デリーでは。



ちなみに映画のシーンでは、ザルに透かして夫の顔を拝んだあと、妻たちがいきなり低くかがもうとしてますよね。

あれは夫の足を触ろうとしてるんです。

インドでは、一族の中の目上の者や、ときには夫への挨拶として「足を触る」ってのがあるんです。
 
これは、普通に日常で見られますよ。家による。そんなことまでしないでいいやっていう家もあるし、田舎から祖父祖母が来たみたいなオケージョンではやっぱりやるっていう家も多い。そんな感じです。

でも、この映画のシーンのように実際はあくまでも「触ろうとする」止まりなんですよ。目下の者が触ろうとすると、目上の者が「あれあれ、まぁ、そんなことしなさんな」つぅ感じで、途中で止める。

ほとんどこのパターンなの。


インドに住んでた当時のわたし、ストレス大満載でインド人のクドさなどなどetcに疲れ果てていたんで、この「寸止め」シーンが繰り広げられる場面に居合わせる度に

ちっ!かったりーなー・・・。ならもう「最初っから足触るのナシ」でいいじゃんよ?

とか、脳内でてやんでぇな気分になってました(笑)。ほんと、私も勝手なガイジンですよね・・。


どうせ途中で起こされると知っていても、あくまでも目下は触ろうとしなきゃいけないんですよ、触る気があるフリして(笑)。

で案の定、「あれあれ、そんなことしなさんな、まぁまぁ」という「寸止め劇」みたいなのが毎度毎度リピートされる。
 
なんかね、わざわざしきたりの中にご老人のための「余裕・寛容の見せ場」が最初からお膳立てされているようなセコさを感じちゃって、私はどうしても素直に見れませんでした。

インド文化ってそういう芸が細かいマインドコントロール的しきたりがそこかしこにあるんですよね。

で、それによって人々が、個人の魅力で尊敬だの好意だのを勝ち取らなくてもいいことになっている。最初っからポジションごとに、周囲がその人物に対して抱かなければいけないとされている思いや態度ってのが決まってんの

逆に言えば「掃除カーストとして生まれてしまったらば、どんなに人柄がよくたって死ぬまで蔑まれるし、地道にがんばってもいい暮らしを得られる道はない」っていうようなインド独特のモノゴトと表裏一対なわけ。

カースト制と切っても切れない縁のあるモノゴトのひとつなんだと思うんだけど。

「インド人は老人や目上の者を敬う心がある」っていう美しげなフレーズけっこう聞きますけど、

表面的に「目上の者を敬う」というエヅラで見えているモノゴトひとつにも、インドではあらゆる根深いモノゴトが絡み付いてますからね。純粋にいいモノゴトももちろん含まれてるけれど、ほんとどうかと思うっていうような暗部なモノゴトも一緒になって絡み付いているのがインドでしたなぁ。 

 

ところで4分43秒あたりで、仰々しさマックスでご登場する人、これ、アミタブ・バッッチャンていう人です。

はっきりいって、伝説的存在(って、死んでませんけれどね)。

もう、大御所の中の大御所でね、最重要大御所。とてつもないアイコンなんですよ、インド人の間では。

1975年(37年前)の「Sholay ショーレイ」っていう彼の映画がこれまた伝説の域に入っておりまして、「インド人の家で、SholayのDVDがない家はない」とか言われちゃってるくらいの映画なんです、いまでも。

いまではおじぃさんの域ですけれどね、あいかわらず登場するとなったらこの仰々しさ(笑)。

私は、アミタブ・バッチャンが気持ち悪くって気持ち悪くって鳥肌なんですが、インド人の前で「アミタブ・バッチャン嫌い。Creepy」っていうと、本気で「あんた何様?おれらのバッチャンをガイジンにけなされたかねーわ」的表情をされてしまいます(笑)。


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2012.11.23 / Top↑
以前、歴史ロマンについて息巻きながら「ミヨコさん 前編「ミヨコさん 後編」という長ったらしい記事を書きましたが・・・。

ちょっと、見てっ。

こちらは、ある意味、あの写真のインド版。
 
ji-san.jpg 
「探検隊の隊長が若い頃に山奥で出会ったナントカ族の長老」とかじゃありません。


この人、フグの父方のおじぃさん。

あの記事に書いたミヨコさんは私のひぃおばぁさんですが、ミヨコ写真より昔に見えるこの写真は、実はそこまで古くない。

この人、私と同い年のフグの単なるおじぃさんだから。「ひぃ」じゃない。
しかも、ミヨコさんと違って、写真が撮られたときには既にご老人だし。

だから、この写真はあのミヨコ写真より、たぶん55年くらい新しい。
せいぜい1975年くらいに撮影されたものらしい。
 
だから、私としては、特にロマンとか感じない(笑)。
 
(日本感覚だと、幕末か?くらいのオーラ出てるよね、この写真・・・)


以前、フグの子供時代の写真を見てびっくりしたことがある。

インドがめっさ遅れていて、今の高度経済成長が始まる前(10-15年前?)までは、「中世そのまま」とか言われていたのも知っていた。

知っていたけど、改めてびっくりしたね。

だって、フグが幼少の頃の写真は、日本感覚だと「戦前戦後」くらいの雰囲気ただよってたから。
もちろん白黒で、そして、なんかヘタすると銀板風のものも何枚かある感じで。

「私、こんな昔の人と結婚するんだー」と思えた(いや、同い年なんだけどね:笑)。

私の子供時代写真とフグの子供時代写真を、「二人の子供時代」として一緒に紹介したら、加藤茶んとこクラスの「超・年の差夫婦」に見えると思う。



でね、このじぃさんだけど、名前はラージェンドラ・チャンドラ

昔の人の名前って日本もインドも、なぜやたらとクドいんだろう。

ラージェンドラ・チャンドラは「姓名」じゃないですよ、両方とも名前で、苗字は別にある。

日本も名前は昔のほうがクドいよね。最近、あまり喜八郎とか権三郎とか門左衛門、いないもん。
 

ラージェンドラ・チャンドラ、「英領インド時代に駐印していたイギリス人の偉い人がラジャと一緒にトラ狩りを行った際に手伝った地元民の写真です」とか言っても、絶対とおりそうだね(笑)。



※フグは母親に激似(というか同じ顔)なので、この父方系譜のラージェンドラ・チャンドラにはあまり似ていないです。 フグの母親は、「老けメイクして女装したフグ」です。




2012.06.01 / Top↑
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